綺羅の夏|時を纏う美
銀座で出会う、日本の伝統美
一筋の絹糸。ひとつの古物。そして、一筆一筆、手描きされた団扇。
夏の風が銀座を通り抜けるように、時を重ねてきたものたちが、静かにその美しさと物語を語りかけます。
NEOI Galleryでは、この夏、日本の伝統工芸と暮らしの美意識に焦点を当てた特別企画「綺羅の夏|時を纏う美」を開催いたします。
正絹の帯、古物、手描きの龍の団扇、七宝焼のアクセサリーなど、時代を超えて受け継がれてきたさまざまな美をご紹介します。
伝統と現代のあいだで、日本文化に息づく、繊細で静かな美しさをお楽しみください。

一筋の絹糸、時を織り込む
正絹の帯|帯・正絹
繊細な文様、細やかな金糸、そして絹そのものが持つ柔らかな光沢。
一条の帯には、日本の伝統的な織りの技と、長い年月を経て生まれた色彩の深みが宿っています。
時を重ねることで、色はより静かに、文様にはそれぞれの物語が刻まれていきます。

一柄の団扇、一筆の龍
手描き龍団扇|団扇
本企画では、龍をモチーフとした手描きの団扇を展示いたします。
一枚の扇面に、一筆一筆、丁寧に描かれた龍。
雲間を舞い、振り返り、あるいは山水の中に静かに身を潜める。
異なる姿と筆致によって、同じ「龍」という象徴が、それぞれ異なる生命力を見せています。
伝統的な筆墨と夏の風が出会うとき、団扇は単なる涼を得る道具ではなく、東洋の美意識を映し出す一つの芸術作品となります。

時が残したもの、時が育てた美
古物|雅器
古物の魅力は、必ずしも「新しさ」にあるのではありません。
漆の艶、器の質感、そして長い年月の中で刻まれた小さな痕跡。
それらはすべて、時間だけが生み出すことのできる表情です。
ひとつの古物には、かつてそこに存在した時代の記憶が残されています。
今、私たちの暮らしの中で再びその姿を見せることで、過ぎ去った時間と新たな視点が静かに交差します。

小さな器に宿る、大きな美
七宝焼|七宝焼
伝統的な織物や古物に加え、本企画では七宝焼によるアクセサリーもご紹介します。
イヤリング、ブローチ、ネックレスなど、色彩と金属の美しさを小さな世界に凝縮した作品たち。
繊細な色の重なりと独特の光沢は、光の角度によってさまざまな表情を見せます。
日常の中にそっと取り入れることのできる、小さな東洋の美をお楽しみください。

伝統は、遠いものではない
一筋の絹糸から、一筆の龍へ。
ひとつの古い器から、今日の暮らしに寄り添う七宝のアクセサリーへ。
伝統は、決して遠い過去に置き去りにされたものではありません。
時代に合わせて姿を変えながら、今も私たちの生活の中に息づいています。

「綺羅の夏|時を纏う美」
この夏、銀座 NEOI Galleryで、作品ひとつひとつに刻まれた時間と向き合いながら、静かに受け継がれてきた日本の美意識をご体感ください。
本当に時を超えて残る美は、いつも静かで、決して多くを語る必要はありません。
会期
2026年8月5日(水)– 8月22日(土)
会場
NEOI Gallery東京都中央区銀座一丁目28-1 銀座銀河ビル 1F




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