山海経神獣-猙
材料:岩絵具、麻紙
制作年:2023年
サイズ:606mmx455mm
「白神録」異世界の創作者白于郊(ハクウコウ)は子どもの頃から、異世界に入り込むような奇妙な事を経験してきました。世の中において、人間として想像できないほど奇妙な力が平行世界に存在していることに信じております。
このような異世界において、白于郊は神獣と親しんでおります。中国の古典神話『山海経』を拝読していた際、ライオンと虎を食べて生きていく「狰」の姿が頭の中に浮かび上がりました。
白于郊により、「狰」は神話怪談にある作り話ではなく、数千年前に本当に存在していた動物だと思っております。地球の何十万年の変動を経て、自然環境がかなり変わってきたことで、昔存在していた動物が消滅し、「狰」の存在は検証できなくなりました。
白于郊は自分で描いた「狰」は最も本物に近い絵だと信じております。この「狰」は単なる紙と絵具の組み合わせのではなく、見えないが存在している力が「狰」を通じて伝わっております。
「神獣と呼ばれている動物は、昨今では伝説の様に扱われていますが、それは神獣が存在しなかったのではなく、神獣が自分の姿を人間に見せていないのです。私(白于郊)の頭の中では、神獣たちの生きている様子を鮮明に写し出しています。私の絵を通して、神獣は作り話や伝説などではなく、実在していたと云う事を、たくさんの人達に知っていただきたいと切にお願って絵筆を執っています。
作家プロフィール
¥418,000価格
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